性病検査(性感染症・HIV)

目次

    性病検査(性感染症・HIV)とは

    性行為によって感染する可能性のある病気に感染しているかどうかを調べる検査のことです。症状の有無に関わらず、感染の可能性のある場合に早期発見・早期治療のために行われます。

    性病検査(性感染症・HIV)の治療法

    こんなお悩みを持つ方におすすめ

    • 性感染症の疑いがある方
    • 不妊でお悩みの方
    • 定期検診を受けたい方

    性感染症とは

    性感染症とは、「性的接触によって感染する病気」 と定義されます。クラミジア、淋菌、ヘルペス、トリコモナス、カンジダ、HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎等、種類によって症状が異なり、治療方法も様々です。
    血液検査、腟分泌物検査により診断が可能です。
    性行為をすれば性感染症の感染リスクがあり、まずは症状の有無にかかわらず受診・検査を受けることをおすすめします。

    主な感染症

    クラミジア感染症

    クラミジア感染症は性感染症の中で最も多く、特に若い女性で急増しています。
    泌尿生殖器や咽頭に感染し、性交時出血、おりものの異常、下腹部痛、右上腹部痛、咽頭痛などの症状を引き起こしますが、無症状のことも多いです。不妊、異所性妊娠、流早産などの原因となるので、早期発見・治療が大事です。
    子宮頸管の分泌物を検査して、診断します。子宮頸管からクラミジアが検出された場合、無症状であっても10~20%は咽頭からも検出されるので、咽頭の検査を行うこともあります。治療は抗生剤の内服を行います。投薬開始後、3週間後に治癒判定を行います。

    淋菌感染症

    淋菌感染症はクラミジアと並んで頻度の高い性感染症です。
    泌尿生殖器や直腸、咽頭に感染し、性交時出血、おりものの異常、下腹部痛、右上腹部痛、咽頭痛などの症状を引き起こしますが、無症状のことも多いです。子宮頸管の分泌物を検査して、診断します。性器淋菌感染症の方の10~30%は咽頭からも淋菌が検出されるので、咽頭の検査を行うこともあります。治療は抗生剤の内服を行います。投薬開始後、3週間後に治癒判定を行います。

    性器ヘルペス

    性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型・2型の感染により、性器に浅い潰瘍性または水疱性病変を形成する疾患であり、再発を繰り返す点が特徴です。
    外陰部の病変は疼痛が強く、排尿や歩行が困難となることもあります。
    治療は抗ウイルス薬の投与です。

    カンジダ外陰腟炎

    カンジダ菌は消化管や皮膚に常在する菌で、健常な人にも存在します。抗生剤服用後に起こることの多い、女性特有の日常頻繁に見られる感染症です。
    酒粕・ヨーグルト状のおりもの、外陰部の掻痒感などの症状を認めます。診断は腟分泌物を検査して行います。
    治療は腟内を洗浄し、抗真菌薬の投与を行います。

    トリコモナス腟炎

    トリコモナス原虫による感染症で、性行為以外の感染経路が知られており、性交経験のない女性や幼児にも感染が見られます。泡状の悪臭の強いおりものの増加、外陰部の刺激感、強い掻痒感などの症状を引き起こします。診断は腟分泌物を検査して行います。治療は内服治療を行います。

    外陰尖圭コンジローマ

    主に6型・11型のヒトパピローマウイルスによる性感染症です。
    外陰部や肛門、尿道付近に乳頭状の疣贅を形成します。治療は外用薬で行います。

    その他、血液検査で検査可能な感染症、梅毒、HIV感染症、B型肝炎、C型肝炎

    性病検査(性感染症・HIV)について医師が解説

    理事長

    南 真実子

    Mamiko Minami

    性病・性感染症は、性交渉の経験のある方なら誰でも罹患する可能性があります。
    不妊症をもたらすことがあり、また、妊娠した際、赤ちゃんへの感染が問題となる場合があります。性感染症は症状があることもありますが、無症状であることも多いです。
    早期発見・早期治療が大切であり、検査することをおすすめします。

    性病検査(性感染症・HIV)と合わせて受けると効果的な施術

    基本情報

    施術時間30分程度

    性病検査(性感染症・HIV)に関するよくある質問

    • 検査は痛いですか?

      検査時に圧迫感を感じることはありますが、痛みを伴うことはほとんどありません。

    • 検査当日の服装は?

      検査する部位を出しやすい服装が望ましいです。

    検診の流れ

    1. カウンセリング

      カウンセリングでは、料金などについても詳しく説明いたします。
      疑問や不安がありましたら、お気軽にご相談ください。

    2. 検査

      医師による検査を行わせていただきます。

    3. 治療方法検討

      その結果によって治療方法を検討することになります。

    対応クリニック

    性病検査(性感染症・HIV)に関する施術

    婦人科検査

    監修医師

    南 真実子
    理事長

    南 真実子

    統括院長
    美容皮膚科専門医